ホントに気まぐれ日記

2012年8月16日(木)
上高地・焼岳登山ツーリング(2)
つづき・・・

田代橋を渡り、左に曲がりしばらく歩くと右側に焼岳登山口があります。
入り口案内板

「火山活動が活発な事、火山特有の崩れやすい土質であることから爆発と土石流の危険があり、浮石、落石の多い山です」との注意書きがあります。
・・・確かに浮石も多く、落石に巻き込まれそうになりました。(^_^;)


登山道に入ると最初は、こんな感じです。
半袖だったため小枝等があたり厄介でした。
(虫除けスプレーを持っていって正解でした。虫がいっぱいいます。)

立ち枯れの大木や、写真のような幹が三叉に空洞になったりしたおもしろい木々が見られます。

しばらくして振り返ると、はるか先に大正池が見えます。結構歩いた?
(写真の中央の白い所が大正池です)



中の湯コース側からの登山道は、バス代や時間を節約できますが、上高地側の登山道のほうが登山を楽しめるそうです・・・

はしごの橋や、絶壁のはしごを登ったり(はしごは6・7箇所ぐらいありました)
急勾配の場所を登りきると、焼岳山頂が姿を見せます。まだまだ山頂は先です。

長いはしごを上りきった先は、高い木々が無くなり、笹の群生地帯になります。

笹の群生の中にポツンと立ち枯れの木が。

笹の群生を登りきると、緑色の屋根が特徴的な焼岳小屋に着きます。

 
小屋からしばらく歩くと、「展望台」と言う所があります。
焼岳山頂が近くに見えてきます。途中ところどころに硫黄のにおいがする水蒸気が噴出している所があります・・・ゼイゼイ息を切らしている時に、硫黄のガスが漂ってくると息ができず「く・る・し・い」です(;;)

展望台あたりからは、笠ヶ岳と麓の新穂高温泉、奥穂高岳〜前穂高岳、そのはるか右下に上高地の大正池、梓川やホテル群が見えて爽快です。


浮石、落石注意地帯に入ります。


北峰、南峰、中の湯コースの分岐点から北峰を望みます。
水蒸気(ガス)?がいきよい良く噴出しています。
上からの落石と、下の登山者への落石に注意しながら登ると・・・

山頂についたー。
焼岳北峰頂上・2,393mです。
ここより40m高い南峰は、斜面崩壊が激しい為入山が禁止されているそうです。
火口湖が、エメラルドグリーンに輝き綺麗です。

北峰頂上から

穂高岳方面  右端の山間が上高地になります。

南峰方面  右端が焼岳最高峰の「南峰」になります。
 
南峰と中の湯コース登山道


頂上での食後のお楽しみデザートにと買っておいたプリンがパンパンになってグチャグチャになっていました。(;;) 
気圧?温度??の為?

前穂高と上高地


バスの往復切符を買っていたため、来た登山道を戻ったのですが、すごく大変でした。
上高地側から登った人は、ほとんど中の湯コース側へ降りていきます。
数人の方と話したのですが、みな口をそろえて「浮石、落石に気を使って登ってきた所を下るのは嫌だ。」といっていました。

いざ下山になった時、正直「中の湯コース」で下山したかったのですが、帰路バス切符代、惜しさに上高地に下山したのですが、ひざから下がガクガク、足裏に靴ずれ(下山時に)が出来、大変でした。

そんなこんなで、当初は下道(峠越え)で帰路と思っていたのですが、高速を使い帰ってきました。

本日走行距離 464.7km
2012年8月9日(木)
恐縮・恐縮。
先日の夜、お客様も切れたので閉店しようかなと思っていたら、
バイクでガス欠になったらしく、近くのスタンドを教えてほしいと言う方が来られました。
近くのスタンドをご案内したのですが・・・すでに閉まっていて、無駄なお時間を使わせてしまい申し訳ないことをしてしまいました。

(地方のガソリンスタンドは、特に平日の夜は閉店時間が早まるので時として大変なことになります。以前、バイクで峠越えの前に給油しそこなった際、峠先のスタンド2軒を当てにしていたら夜の7時前なのに閉まっていてあわてた事がありました。その時は、携帯ガソリン缶を持っていたので、なんとか大変なことにならずにすみましたが。)

完全なる「ガス欠」になっておられるとのことと、無駄なお時間を使わせてしまったお詫びも合わせて・・・バイクでの出先の命綱「携帯ガソリン缶1リットル」のガソリンを差し上げたのですが・・・

本日、「お礼に」と来ていただいて、ご丁寧なご挨拶をいただいた為、ついそのままご好意を頂いてしまったのですが・・・多大なるお礼の品をいただき・・・恐縮・恐縮。
かえって申し訳ない気持ちになってしまいました。

偶然にも、市内の同業の方(大きく商いをなされている方です)なので、この度のご好意は遠慮なく頂く事にしました。機会をつくり伺えたらと思っています。

恐縮・恐縮です。m(_ _)m
2012年8月5日(日)
上高地・焼岳登山ツーリング(1)
暑い暑い日が続いています。(7月27日)
2ヵ月半位ぶりに、バイクで出かける時間が出来たので、涼しい所へ・・・
と、考え・・・「上高地」へ

以前に何気に行ったことがあるので、今回は山登りをかねて行くことにしました。
距離的には、下道・峠をクネクネ楽しみながら行くのですが、「山登り」の体力温存の為、今回は行きに高速道路(節約の為、深夜割引利用)を利用しました。

秩父→鬼石→上信越・吉井IC(花園ICから乗りませんでした)→更埴JCT→長野自動車道・松本IC→国道158号→沢渡駐車場→バス→上高地→帰路は、来た道を利用しました。
いつもは、帰路には違う道を使うようにしているのですが、今回すごく疲れてしまい(;;)峠道をクネクネ行く気力がなくなり、ギアチェンジなしアクセルだけで走れる高速利用で帰ってきました。


高速道路では、暑くもなく寒くもなく、嬉しくなる(?)ほどの快適温度で走れました。
一般道では怖くて使えない高回転域が使えます。
前の車の車間距離をとり、後ろからピタリとついてくる車が居ないか確認して、ギヤを落として、アクセルを開けると・・・ウオーーーー
(あくまでも安全運転で。法規を守ってです。)
楽しみながら・・・

24hスタンドがある横川SAで、休憩・給油。
更埴JCTから長野自動車道に入ると、急に車の数が減りチョッと驚き。
姨捨(おばすて)SAで、休憩。
棄老伝説(口減らしのため老人を野山に捨てる)が、全国にあったそうですが、今も語り継がれ民話として残っているのは更埴市の「姨捨」だそうです・・・
この辺まで来ると、空気がヒンヤリしてきます。


国道158号を進み、沢渡駐車場(数箇所に分かれてあります)一番手前の駐車場になるのでしょうか?何気に誘導されて入ってしまいましたが、正解でした。
往復2千円のバス運賃になるのですが、他の駐車場から乗っても同じみたいなので少しでも手前から乗れば確実に座れます。
仕方が無いのですが、大きなリュックを持った方が一人で二席使います。停留所ごとに席があっという間に埋まってしまいました。
席に座りたい人は、手前の駐車場に止めたほうが良いです。

途中下車で、「大正池」で降ります。
水面が穏やかで、本日登る「焼岳」が水面に写っています。
大正4年6月6日(1915)、焼岳の大爆発による膨大な土砂流により梓川がせき止められ、水は上高地温泉まで達し、大正池が誕生したそうです。
大正池で有名?な立ち枯れの木はまだ健在です。
最近?では、昭和37年6月に大正池まで泥流が押し寄せる爆発があったそうです。
そう、焼岳は今も「活火山」なのです。
よく見ると山頂付近には水蒸気が見えます。

大正池に着いた頃、朝もやが残っていて、たくさんのカメラマンが写真を撮っていました。



大正池には、観光の人と同じくらいの数の「サル」が居たのにはビックリでした。
三日前には、「ツキノワグマ」が出たそうです。



田代池へ
以前はもっと広い水面を輝かせていたが、霞沢岳から流れ込む土砂によって年々小さくなりつつあるそうです。
近くの草原(湿原)から穂高連邦が見えます。この時期の為かすっきり見えません。



田代池から林の遊歩道抜け、梓川沿いを歩き「田代橋」へ出ます。
橋を渡り、左に行くと焼岳登山道入り口に至ります。


焼岳登山へ続きます。

2012年7月4日(水)
富士山ぐるりツーリング(2)
(備忘録として5月16日)
つづき

休憩・食事で「富士ミルクランド」へ・・・

この辺りは、牧草地もあり開けていて気持ちが良いです。
平日ですが、駐車場には観光バス、乗用車、バイクグループ等止まっていて、賑やかです。
飲食、お土産等のお店も全部開いていて・・・ホッ。
(平日、オフシーズンだとお店が閉まっている事がよくあるので)

お決まりのように・・・牛乳を。
ヨーグルトもおいしいです。

園内は広く「動物ふれあいコーナー」などあります。
ウロウロしてたら牛の上に乗った人・・・「ミルク菩薩」???

えーと、
「巨乳願望のあなた、一触即益」 オッオーーーー!
あっ、自分には関係ないか。
興味のある方は是非!


定番の観光地巡りですが、「白糸の滝」と「音止滝」へ

落差25mあるそうで、水しぶきもあがり虹もチラッと見えたのですが・・・
理由は分からないのですが、手前に臨時の柵が張られ手すりの所まで行けませんでした。
案内路を先に進むと、水辺まで降りられるようだったのですが、今は途中で通行止めになっていました。
(一箇所、滝全体が見えるとこがあり、若干順番待ちみたいな感じで観賞できます。)
この滝には曽我兄弟の敵討ちにまつわる伝説があるそうです。敵討ちの事を話し合う曽我兄弟が、滝の音に声がかき消されたのを嘆き神に念じると、滝が話し合いの最中音を止めたということで・・・「音止の滝」の名が付けられたと言われています。今でも近くに「曽我の隠れ岩」などの史跡が数多く残されているそうです。

「白糸の滝」へ

富士山の雪解け水が溶岩壁から湧き出したもので、高さ20メートル、幅150メートルあるそうです。

全景です。
丁度、韓国(たぶん)の方の団体がいらしいて、賑やかでした。
やはり、富士山周辺は国際観光地なのですね。


そろそろ帰路へ


チョッと寄り道。
以前は有料だった「富士山スカイライン」を使い、富士山五合目へ。
麓は暖かだったのですが・・・途中着込んでクネクネ登っていきます。

五合目駐車場と売店。
うーーー。わたしは「雨男」?(;;)
真っ白で何も見えません。


気温は、8度。
登山口には、まだ雪が。
7月1日の山開きには整備されるのでしょう。

売店内には、携帯酸素が。
いつの日か、富士山頂上を目指したいと思っているのですが・・・

寄付金つきピンバッチを購入。

帰路途中、自衛隊の演習地の近くを通ったのですが、前後を大きな自衛隊の車に挟まれた時は、なんか「ヤバイ!」と感じたのは気のせい?・・・特に後ろめたい事は無いのですが。

山中湖から河口湖方面に曲がり、国道139号で大月、松姫峠、奥多摩、青梅、名栗、秩父で帰路でした。

峠ばかりたっぷり走ったので、チョッと大変(疲れます)でした。

今回走行距離 433.9km
2012年6月29日(金)
富士山ぐるりツーリング(1)
(備忘録として5月16日)
5月の連休が過ぎ、落ち着いてきたので以前から行ってみたかった「国営ひたち海浜公園、ネモフィラ」を見に行こうと思っていたのですが、ネットで調べてみたらすでに終わりの時期でした。
さらに、数日前にヒョウが降ったので花が傷ついた為枯れているとのことでした。
ネモフィラの開花時期が、ゴールデンウィークに重なるのか、毎年見に行くタイミングを失っています。来年こそ・・・。

前回のクラッチオイル漏れの件もあるので、トラブルがあったとき大変なので近場で、まだ雪が残っている富士山を見に行くことにしました。

秩父→名栗→青梅→奥多摩湖→柳沢峠→御坂峠→河口湖→風穴→ミルクランド(県道71号)→白糸の滝→富士山スカイライン→新五合目→山中湖→国道139号北上→奥多摩→秩父
のコース。


奥多摩
奥多摩湖まで来たら、薄霧も晴れてきて青空が覗き見えてきました。
さらに登って行くと木々も変わってきて標高が上がっているなあと感じられます。

柳沢峠
標高1.472mの柳沢峠です。
建て看板の右側に富士山が見えます。(右写真)
峠の道脇にある桜の木は、葉桜になっていますがきれに咲いていました。
平日の為か、交通量も少なく快適に登って来られました。
下りは、下っていくほど道が新しく整備されていて快適です。




以前こちら方面に来た時は、トンネルを使い御坂峠を避けたのですが、富士山と河口湖の絶景が見られるとのことで、行ってみました。
柳沢峠同様、桜が咲いており、綺麗だったのですが、濡れた路面に花びらが積もっていてヒヤヒヤでした。
峠に着くと、数台の車と、三脚カメラが並んでいました。やはり絶景ポイントらしいです。
峠には、ほうとうが有名な「天下茶屋」というのがるのですが、時間が早かった為しまっていました。
駐車場は、登山道入り口みたいな所に数台停められて、後は路肩駐車になるみたいです。
ここで、ながめ(長め)の、ながめ(眺め)をしながら休憩している間も、数台の車が来て写真を撮って去っていきました。
写真を撮っていく人を眺めていたら?、軽トラでお店の方が来たらしくお店に入っていきましたが、ほうとうはしばらく食べられそうも無いので先を急ぎます。


道の駅なるさわ
駅内にある「水飲み場」
湧水を飲料用に処理をして出しているみたいです。暑かった為か多くの方が並んでいたので・・・試飲はあきらめました。
その代わり、山梨と言えば「ぶどう」・・・巨峰ソフトで涼を取りました。
平日ですが、道の駅は込んでいました。観光地ですね。


涼を取るなら・・・こちら

子どもの頃、修学旅行かなんかで来た覚えが・・・(確か?)
さすがに穴の中は涼しいですが、頭上注意です。
シッカリ頭をぶつけました。(^^ゞ
くらっとするのを我慢して、何も無かったのごとく周りの人に見られていなかったか確認したのは内緒です。(痛かったー。)

氷穴より風穴のほうが、穴の入り口まで冷気が溜まっていました。
入る時は気持ちよいのですが、出てくるときの温度差には体がついていけません。
残念な事に、年々どちらの穴の氷も、小さくなっているようです。温暖化?
溶岩の固まり方、ガスの抜け方などいろいろな条件により溶岩洞窟が出来たそうです。
氷穴・風穴どちらにも歴史があり、氷を献上したり、殖産業用冷保存庫に使ったり等歴史話がありますが長くなるので・・・。

青木が原樹海
樹海というから大木だらけのジャングル状態を想像するのですが、噴火後溶岩の上に出来た森なので、約300年ほどの若い?森で、表面のわずかな土の上にある為、根を張り巡らしている為か異様な雰囲気をかもし出しています。
迷い込まないほうが良いのは分かります。(^^;

食事AND休憩で「富士ミルクランド」へ・・・