ホントに気まぐれ日記

2013年1月30日(水)
瑞牆山登山
備忘録として・・・
瑞牆山(みずがきやま)2230.2m(2012年11月28日)


前回の金峰山でかなりの雪を体験したので、雪で登山道入り口までの林道が閉鎖される前にと思い、金峰山近くの瑞牆山へ行ってきました。


前回の金峰山と同じルートで・・・クリスタルラインを使います。途中空が明るくなってきたのですが、どんより厚い雲の空模様です。

琴川ダム付近で「乙女高原・焼山峠」方面へ向かいます。ここのダムまでは前回と同じルート。

琴川ダム。ダム湖の名前は、「乙女湖」だそうです。



焼山峠の分岐点で、塩平方面は通行止めになっていました。ここの分岐点には、綺麗なトイレ(有料)があります。
乙女高原への案内標識を確認して車を走らせます。

乙女高原付近?休業中のロッジがあり、ハイキングコース等があるみたいです。

金峰山方面もでしたが、綺麗に舗装された林道が続き快適に走行できます。



木賊峠から大野山林道方面に行き、瑞牆山登山道入口がある釜瀬林道へ入ります。ここまで来ると、チョッと道幅も狭くなってきます・・・前日、ガソリンを入れるのを忘れてしまい、半分ほどのガソリンで来てしまいました。坂道の為かガソリンが減るのが早い様な・・・・帰りの燃料を心配しながらの運転です。余計な心配事が増えてしまいました。



ヒヤヒヤしながらも、瑞牆山荘に着きました。11月25日から休業中みたいです。トイレも使えないようになっていました。道反対に登山口と無料駐車場の案内板が出ています。

駐車場案内板からチョッと行った所に無料駐車場はあります。すでに5・6台の車が止まっています。

登山口の案内板。富士見平50分 瑞牆山頂2時間50分 金峰山4時間10分だそうです。



登山口から山肌を登っていき尾根に出ると、瑞牆山が目の前に現れます。尾根を右に登っていき、しばらく登って行くと、水飲み場があります。あふれた水が足元で凍っているのでかなり冷たそうです。

さらに行くと、瑞牆山と金峰山の分岐点に着きます。ここには、富士見平小屋があり、綺麗なトイレも完備されています。

この小屋からは、富士山の展望が良いみたいです。今日は、曇っていて見えません・・・。



富士見平小屋の脇を進んでいくと、瑞牆山が迫って来るくらいに近くに見えます。左端のツンと出ている岩が「大やすり岩」 一番大きい岩場が山頂になるみたいです。

天鳥川まで来ると山頂まで1時間30分。

時期的なのか川には水は流れておらず所々に水溜りが凍った箇所があるぐらいでした。



川を渡ると、丸い大きな岩が「パカッ」と2つに割れています。写真だと分かりづらいですが岩の右端直下に登山道の階段があるのですが・・・かなり大きな岩です。

この大きな岩を、木で支えてるの?岩の名前「桃太郎岩」?

ここでの気温0.4度。



シャクナゲ(たぶん)の木が群生している間を登山道が走っています。花の咲く頃はさぞかし綺麗でしょう。

「大やすり岩」と呼ぶそうです。もうすぐ山頂です。

麓から見た時、山頂に雲が掛かっていたのですが、山頂近くの木々は白く凍り付いていました。



山頂直下の難関?ロープが2か所垂らしてあるのですが、岩肌前面が完全に氷で覆われています。足元は、氷が張った池見たいになっています。ここでアイゼンを履きます。

無事氷の岩肌を登ると・・・開けたと思ったら山頂です。濡れていたらツルツル滑るような岩だけの少し広めの山頂です。岩の端は、絶壁・切れ落ちているので注意。注意。

山頂標柱。2230.2m



別の山頂標識。

山頂には、自分を入れて4名。雲に囲まれ冷たい風がビュウビュウ吹いていて、皆さん風の当たらない所を探して休憩です。恐縮しながら近くの方にお願いして記念撮影。

展望盤も凍ってます。三角点は何処にあるのか分かりませんでした。一人の方が何回かここに登られている方みたいで、その方に三角点の場所を聞いたのですが、「そう言えば、見た事が無い。」との事でした。



一時、雲の切れ間ができ陽が射してきたので、とりあえず景色が見える所を写真に収めました。(山頂眼下の風景のみ)遠方は相変わらず雲で見えません。

強い風の為か岩の先から煙突の煙のように雪(?)が舞い上がっています。



アイゼンをつけたままなので、ヨチヨチ歩きで岩場をウロウロしてます。



山頂での気温マイナス4.3度。食事をする為にグローブを脱いでいると手の甲の皮膚が数分でカサカサになります。

デザートに持っていったブドウとリンゴですが、ブドウが硬くなっていました。(^_^;)

食事をしながら天気の回復を待っていたのですが、ムリそうなので帰路に着くことに。残念です。

下山途中、振り返ると晴れ間が見えてきました。う・・・・。


帰路時は、ガソリン不安でヒヤヒヤしながら走り、林道から国道に出たところで無事給油でき自宅まで辿り着きました。
国道から林道を通り瑞牆山登山口まで距離があるので、復路も考えガソリンには注意して行かれた方がよいです。
2013年1月21日(月)
雪山練習で赤城山登山。
先週久々に丸一日休める日が出来たので、雪山練習?見たいな感じで群馬県の赤城山に行ってきました。(2013年1月18日)

赤城山(あかぎやま)は、いくつかの山が集まった山頂の総称で、榛名山、妙義山と並び上毛三山の一つです。その中の「黒檜山(くろびさん)1,828m」と「駒ヶ岳1,685m」へ登りました。

14日の大雪もあり雪山に登るのはチョッと心配でしたが、雪の無い時期でしたら3時間30分位で出発地点(駐車場)まで戻って来られるくらいのコースなので気楽な気持ちで行ったのですが・・・


朝焼けの中、駒ケ岳・黒檜山が見えてきました。いい天気です。

走るにつれて、山の様子が見えてきました。やはり雪が積もっていますね。しかも黒檜山には、雲が薄っすら掛かっています。昨年11月末ごろ行った瑞牆山(後日、備忘録として書く予定です)も山頂が雲に掛かっていて、すごい経験をしたのを思い出しました。

赤い大きな鳥居をくぐり車を進めると、雪・・・雪道になってきました。でもスタッドレスタイヤを履いているので大丈夫・・・(;;) 路肩でタイヤチェーンを装着している車を横目で見つつ車を進めていくと、前方で一台の車が道路真ん中で横向きで道をふさいでいます。と・・・わっ、タイヤがスリップしだし、先に進みません。路面が完全に凍っているみたいです。この先進めばさらに状況は悪くなると思い引き返すしかありません。しかし、Uターンするにもスリップしハンドル舵が取れません。・・・バックでソロリ・・・ソロリ・・・Uターンできる所まで戻りました。
さて、どうしようか考えて・・・
折角ここまで来たのでタイヤチェーンを買って、登ってやろう。
まだ、8時前。コンビニで近くのカー用品店を教えてもらい、10時の開店まで休憩。ちょうど携帯電話に録画したドラマが溜まっていたのでこの機会に消化しました。



カー用品店開店と同時にタイヤチェーンを購入し、赤城山への道に戻ります。またこの赤い鳥居をくぐります。いい天気です。(また)

何十年ぶりにタイヤチェーンを扱います。ジャッキーを使わずに簡単に装着でき横滑りに強いと言う触れ込みのタイヤチェーンです。

無事に装着完了。昔のチェーンとは違い、よく考えられて造られていますね。多少のゆるみも走るにつれ締め付けてくれるみたいです。



快適。快適。快適走行です。
スタッドレスを履いた四駆車は登れるようですが、下り坂は危ないみたいです。下り坂で道を譲っていただきました。

大沼(「おの」と読むみたいです)と言う湖近くの大きな駐車場に車を止めます。アスファルトの上を雪が舞い飛んでいます。かなり風があるみたいです。
車の中でゴソゴソ支度をして出発したのが11時半。8時半ごろ出発予定だったので3時間遅れの出発になりました。(この3時間遅れが・・・)



駐車場から数分で登山口です。そこそこ積もっています。足跡を見ると一人の方が登られているようです。運がよいです。この足跡を追っていけばよいので楽です。

駒ケ岳・黒檜山登山口案内柱。

少し登って振り返ると、大沼の湖面が真っ白になっています。氷と雪で蓋をされたようです。このあたりの登山道で、深いところで膝ぐらいまで雪が積もっています。



しばらく行くと、階段?らしき物が。階段板があるのでしょうが、雪で埋もれていて足のグリップが効かず、進む事ができません。手すりにしがみつき登る事に。6本アイゼンを履いていたのですが・・・10本12本で前歯があれば楽なのでしょうか?前の方の足跡を見ると12本アイゼンでした。

樹氷が綺麗です。

この時点で携帯の温度計がー11度を表示。



滑り落ちないよう手すりにしがみつきやっと尾根へ。

開けた方面は、雲が沢山。

黄色い注意票が埋もれています。
ここで、唯一前を歩いていた方と出会いました。この山には、何度も登られている方のようですが、ここまでかなり慎重に登られたそうです。自分は、足跡を追ってきただけなので楽でしたが。
いろいろお話をして頂いたのですが・・・この先は益々雪が深くなるのと、時間があまり無いとの事でここから引き返すとの事でした・・・
コーヒーを勧められたのですが、すでに昼を過ぎていたので先を急ぐ事に。



前日に(?)歩いた人の跡が薄っすらあります。ここからは、完全に一人孤独な登山です。

・・・?跡が・跡がありません。

完全に新しい雪で、登山道が埋もれています。膝までの雪なので進めない事もないので登山道だろうと思えるところを選び進んでみます。



駒ケ岳が見えるところまで来ると、尾根を走る登山道には積もった雪に、風で山肌を駆け上がった雪が積み上がったみたいですごい事になっています。初めての経験が続きます。

尾根の風下側には、木々を骨にした雪の壁が出来ています。この壁に足を突っ込んだら大変なことになりそうです。

登山道をまともに進んでみたのですが、腰まで埋もれて・・・ストックは、グリップまで埋もれてしまう状態です。
とてもこれ以上進めそうも無く、引き返すこと(下山)も考えたのですが・・・少し引き返して、斜面のゆるいほうを選び登山道の脇下を進むことにしました。ここは、なんとか膝ほどの積雪なので進めます。特に、雪の上に笹の葉が見えるところは、歩きやすかったです。笹があれば下には、確実に地面がありますし。
3歩から5歩歩いて休むのを繰り返し・・・・進みます。



なんとか、駒ケ岳1,685mに到着。ここは、木々に囲まれている為かあまり雪がありません。

駒ヶ岳標柱。

誰もいませんので、ミニ三脚を使い撮影。



駒ケ岳からの風景です。晴れていれば素敵なのでしょうがただ、白黒の世界です。このあたりからチョッと心細く・・・



駒ケ岳から大ダルミへ下ります。この辺から風も強くなり雪も降り始めてきました。気温マイナス13.8度・・・携帯のバッテリーが少なくなってます。寒さから?あっ。カー用品店の開店待ちの際に携帯の録画を見ていた為、バッテリーを消耗してしまったみたいです。以後何かあったときのために携帯のバッテリーには注意しないとです。

相変わらず、登山道から外れた雪が浅そうな所を選んで進んでいます。離れた所に距離等が書かれている道しるべが雪に埋もれています。とても見に行く気力がありません。少なくとも大きく登山道から外れていないことが分かったのでホッと出来ます。

登山道からはずれた雪の浅い所選びつつ進みます。



駒ヶ岳から下り、黒檜山に登り返す間の大ダルミの尾根道はとてもやばいです。とても歩ける状態ではないです。雪をテンコ盛りにした登山道を見上げながら、登山道直下の斜面を注意深く進みますが・・・足がズッボと入り、前に倒れついた手がズッボと入ったときは、心が折れそうになります・・・(;;)笑。
心が折れそうになった為か、無性にお腹が減り気力がなくなってきました。体調を崩す前にお腹に物を入れないと・・・風が強い為、風下の尾根下に入り込み、雲が掛かった黒檜山を眺めながらカップラーメンを食します。(ストーブに着火する際に、雪が降っていた事もありライターを濡らしてしまい、なかなか着火出来ず大変でした)

心が折れそうになりつつ、なんとか黒檜山への登り返しの入り口あたりまで着ました。このあたりから道案内の赤いテープが見かけるようになります。しかし、深く雪に埋もれた登山道をはずして進むには、赤い目印が少なくヒヤヒヤします。この目印を見つける度にホントにホッとしました。(登山道を見失った時もありました)

黒檜山大神。遠くのほうから無事に下山できますように拝みました。
(暗くなる前に下山したくてチョッとあせりが・・・出てきました)



黒檜山・大沼の分岐点です。ここか100mほどで黒檜山頂上です。やっとここまで着ました。ここで人の足跡を確認。すごく嬉しい気持ちになったのはなぜ?
でも人はいません。もう4時半近くです。うす暗くなり始めていました。(写真は自動補正で明るく見えますが、実際は薄暗くなってきています)

山頂標識前でパチリ。三角点は雪に埋もれているみたいで分かりませんでした。

山頂標識板。真っ暗になる前に下山です。少しいただけで出発。
(ここからの景色はよいようです。晴れてさえいれば。)
暗くなってからの下山は、昨年12月に行った三峰からの雲取山登山(後日、備忘録で書く予定)以来2度目になってしまいます。
黒檜山から大沼への下山道は、雪の中に足をズボズボ入れ、下りがきつい為か滑りながらくだって行きます。富士登山の下山で砂場を降りた方は分かると思いますが、足が埋まり滑り・・・あんな感じです。ただ、アイゼンが突然、岩か木の根に引っかかり膝等を痛めそうになりますので注意が必要です。(2度ほど膝をひねりそうになったので、その後慎重に降りてきました。怪我をしたら大変ですから。)
下山時は、足跡を追って下山したのですが、雪と強風(舞い上がった雪)で足跡が消え掛かっている箇所もあったのでこのような状況下では登山道を外れないように注意が必要です。



下山途中からライトを使わないといけない位暗くなってしまいました。暗い中慎重に・・・あとどの位で登山道を出られるのかなと思っていたら、突然車道に出ました。(チョッとびっくりしました、ライトで照らし出された足元だけ見て、心細く下山していたので)暗く雪で分かりにくいですが、車道からの黒檜山登山口です。ここか駐車場まであと少し。暗くなってしまいましたが怪我も無く下山できました。

車のもとに着き、帰り支度を済まし駐車場を出たのですが、ホッとした為かものすごくお腹が減り、ふらふらしそうです。車で雪の降っている暗い雪道を行くのには何か食べないとです。小さい道脇の駐車場に移動して、山頂で食べるはずだった「鍋焼きうどん」を雪の中で作って食します。体も温まり気力も出て帰路に着きました。



今回、黒檜山に登ってみて・・・
11時半に登り始め、5時半の下山となり、6時間の行程になってしまいした。チェーンを買いに行ったりした3時間が悔やまれます。
はじめての雪山道体験でしたが、いろいろ考えながら行動も出来、良い経験が出来ました。
2013年1月14日(月)
初雪

天気予報どおり、雪が降りました。
朝起きたら、外は白黒の世界・・・まるで水墨画です。
2013年1月9日(水)
金峰山(きんぷさん)登山
登山備忘録・・・2011年11月21日金峰山(標柱2599m・展望盤2598m)に登ってきました。

11月下旬にもなると、そろそろ標高の高い山では、雪が積もるようです。
山小屋が閉まったり、林道が閉鎖されたり・・・

とりあえず、登山口がある林道が閉鎖される前にと考え・・・金峰山へ。
ネット情報によると、すでに登山口がある大弛峠(おおだるみとうげ)では雪が積もっているようです。
あわててスタッドレスにタイヤ交換。


秩父から雁坂トンネルを使い、大弛峠へつながるクリスタルラインへ入ります。
初めて通る道(クリスタルライン)ですが、峠まで舗装されていて快適に走行できます。

途中、琴川ダムあたりで空が明るくなってきました。快晴の予感。

琴川ダムから川上牧丘線(林道と言っても舗装されていて快適に走行できます)へ入ります。

朝焼けの中に雪をかぶった富士山。



大弛峠まで10km。まだまだ距離があります。

雪をかぶった南アルプスが朝焼けに染まって見えます。寒い時期?空気が澄んでいるのか遠くまで綺麗に見えます。

朝焼けに照らされる金峰山。ツンと出ているのが金峰山のシンボル?五丈岩です。あそこに登ります。



林道を登るにつれ、雪が深くなってきます。タイヤの跡だけが融けていて、車体底に雪が当たる状況・・・雪が硬く凍った状態なのでハンドルを持たなくてもタイヤの跡に沿って走れそうです。
対向車が来たら、四駆でないので大変なことになっていたかも。

ヒヤヒヤしながらも大弛峠に到着。駐車場の部分だけは除雪してありました。トイレあります。この時点で自分ひとり・・・(;;)
写真の奥の方が長野県へ下る林道になります。

長野県へ降りる林道は、シッカリ通行止めになっています。11月下旬でこの状況なので出かける前には、しっかり林道状況を調べたほうがよいです。



大弛峠・・・2,365m車で越えられる峠としては日本一標高の高い峠とのこと。
ここから、金峰山へは2時間30分 国師ヶ岳経由甲武信ヶ岳へは6時間。
大弛小屋は、今日時点では営業しているようです。今日は、平日の為か「麓に荷揚げに下りてます」との事で留守でした。



金峰山まで3.6kmです。・・・ところで、初めて経験するような冷たい横風がビュウビュウ吹いています。しかも初めての雪道、ひとつ間違ったら・・・遭難するかも(;;)
沈んだ状況の中、一台の車が(2名)。ホッ。
お話をして、いろいろ情報を頂きホッとした気持ちで出発できました。

登山口から積雪。頂いた情報で「この積雪ならアイゼンつけたほうが安全ですよ」との事。初心者初めてのアイゼン(6本の軽アイゼンですが)です。ワクワク。

登山道のゴロゴロした石など雪に埋もれて路面はフラットになって、雪も程よく凍っておりザクザクとアイゼンが刺さり歩きやすい事、歩きやすい事。鎖など使い登る急登でなければ雪道は楽しいかも。
快適に進み、朝日岳2,581m到着。



朝日岳を過ぎたありで、枯れ立ちの木の群生。何か白い物が付いてるなーと良く見ると雪?霜?風下に向かって伸びています。
もちろん、ここでも冷たい横風ビュウビュウと吹いています。
耳宛を持ってこないことを後悔。

左が鉄山。右が金峰山です。



鉄山2,531mへの分岐点。登る道が鉄山へ。右の下るような道が金峰山へ。
後で後悔したのですが、何気に登り道の鉄山への道に踏み入れてしまいました。一人ぐらいの足跡があり、それをたどっていったら山頂と思われる所へ出ました。
シャクナゲの木々がありますが、木に囲まれていてさほど展望も良くありません。富士山方面が見えるぐらいです。登らずに右の巻き道へ進めば良かったかも。





巻き道を過ぎると、金峰山が見えてきます。

ガレ場を下り、登り返すと景色が一変します。


すごく強い冷たい横風。
風に向かって体を傾けないと飛ばされそうなくらいです。
雪の丘の先が頂上になります。

手目にロープが一部張られています。あの先で滑ったらどこまで落ちて行くか分かりません。( ̄□ ̄;)!!



この岩場の下に山頂の標柱や三角点があるのですが、とりあえず最高点というこで駐車場であった方たちと記念撮影の撮り合い中。

五丈岩をバックに記念撮影。狭い岩の上で前身が入る入らないでこんな格好に・・・岩の上でアイゼンで不安定でチョッと腰が引けてます(^_^;)

岩の下には、岩板のトンネルがあります。この先に標柱があります。



金峰山山頂の標柱。2,599m。


山頂標柱がある所から先に下って行くと五丈岩を見上げる広くなった場所に出ます。ブログで見たのですが、紅葉のベストシーズには、ここの広場が人でいっぱいになっているみたいです。今は、冷たい風に耐えている3人です。

しっかり岩にも風下に霜が伸びています。

3人・・・確か一人の方が八王子から来た人で以前に、ここ金峰山に登ったことがある方。もう一方が熱海から来た人で、ノーマルタイヤで来て途中で車を捨て歩いている所を八王子の方にピックアップしてもらったそうです。そういえば林道を登ってくる途中、車が路肩の広い所に停めてあったり、林道を歩いている方がいましたがこの方でした。見かけたときは、どこか近くに登山口があるのかなと思っていたのですが・・・大変な状況だったのですね。

とりあえず大きな岩で風を避け八王子の方と一緒に昼ごはん準備。(あまりの寒さで耳がちぎれそうなのでタオルでほおかぶりしています。)熱海の方は、ビールのロング缶をグビ・・・???ビール缶を振っています。ハプニング発生。どうやらビールが凍って出てこないとの事です・・・

自分にもプチハプニングです。お湯を沸かそうとしたのですがストーブの調子が良くありせん。なんとかお湯が沸きましたが、家に帰ったらチェックしないとです。寒い中、お湯を沸かせなかったら心が折れてしまうかも。


チョッとヒヤッとしましたが・・・景色は最高です。

赤岳を中心に雪をかぶった八ヶ岳。(手前に瑞牆山)

眼下に瑞牆山(みずがきやま)2,230m。

南アルプス方面。



雪をかぶった浅間山。

木曽駒ヶ岳、甲斐駒ヶ岳方面。

展望盤での標高は、2,598m 
五丈岩の先端が2,599mと言うのも聞くのですが??

富士山と五丈岩



山頂では、ゆっくり昼食も取れ、景色も堪能できたので下山します。
下山時も締まった雪道なので快適に下山できました。
駐車場に戻ってきたのが1時前。登山開始が7時30分頃。
当初、距離が短いのですが雪があるので不安でしたが、思った以上に快適に行って来られました。
もっと雪深くても車で登山口まで行けるのならば、登ってみたい山です。
2013年1月7日(月)
休日返上のため・・・ストーブ修繕。
年末年始は、多少なりご予約や忙しくなりそうだったので、遊びに行って風邪やケガ等して仕事に穴を空けるわけにはいけません・・・

そこで、休日返上の気分転換に調子が悪くなった登山に携帯しているストーブを暇を見つけてチョコチョコ時間をかけて修理する事にしました。


コールマンの1978年1月カナダ製のストーブなのですが、年数が経った為か数箇所塗装が浮き、錆が出始めてきました。
錆が出ている周辺の塗装を剥がし、サンドペーパーで磨き、錆止め塗装を施しました・・・が、車の擦り傷を直した時の錆止めなので耐熱性に不安あり。

緑色のペンキも家にあった水性のペンキで間に合わせて(^^ゞ・・・耐熱性に不安。
全開で長時間燃焼しなければ、なんとかなるかな。
しばらく様子見です。



もうひとつの問題解決へ。
タンクに空気を入れるポンプ部分から燃料、気化したガスが漏れるようになって来てました。
ネットでこの問題を調べて・・・チェックバルブ交換と言う結果に。
早速ネットにて購入。
写真の物は、交換した後(旧チェックバルブ)のもで、
新しい物は、先端の形状少しちがったりOリングがあったりしました。
年数がたったストーブの部品なので、購入の際は適合するか神経使います。
手作りレンチ
ネット情報では、チェックバルブを交換する場合は部品のレンチがはまる溝をなめない様に専用(カナダ製品用、アメリカ製品用、両製品対応品)のレンチが販売されていますとのこと。(各1500円以上 両方対応品は5000円以上します)
?ストーブを壊れるまで使っても交換するかわからない部品交換用に専用レンチを購入? マイナスドライバー、金属板等で試したのですが、やはり硬く締め付けてあり溝をなめてしまい上手くいきません・・・

そこで家にあった古い六角Tレンチを加工して専用レンチに似たもの作ってみました。
オッケー。(ここはローラ風に)(^-^)ノ~~
上手くいきました。(再びこのレンチを使う時があるのかな)


ガソリンをいれ、ポンプの部分をゆるめてポンピングして空気を入れた後、ノブを閉めない状態で火を近づけると以前は火が引火したのですが、修理後は引火しません。
ガソリンも漏れてこないみたいです。
無事交換出来たみたいです。

骨董品になりつつありますが、まだまだがんばってくれそうです。