ホントに気まぐれ日記

2017年8月22日(火)
平ヶ岳登山
(2017年8月3日にて)
日帰り登山の山では、チョッとロングコースな「平ヶ岳」へ行ってきました。
この山、ロングコースなのに、山小屋無し・テント泊禁止・トイレ無し・・・山行時間も掛かるので、日の長い時期を狙って一気に登って、サッサと下りてくるしかなさそうです。

秩父→花園IC(関越道)→小出IC→国道352号→奥只見シルバーライン→352号→鷹ノ巣登山口駐車場

仕事を終えた後、仮眠はとらず現地登山口で休眠をとることにして出発。
途中、コンビニで食料を買い込み、鷹ノ巣登山口駐車場へ夜中に到着し、車中泊。

鷹ノ巣登山口。 登山届場もあります。
20台ほど停められる駐車場が隣接してあり、立派なエコトイレもあります。
周りが明るくなってきたのと同時に出発です。 トイレ順番待ちでチョッと時間ロス (^^;

林道をしばらく歩き進むと、左手が開けてきて遠くに見たことのある双耳峰の山が・・・

・・・「燧ケ岳(ひうちがたけ)」ですね。 以前、尾瀬ケ原の麓から登りました。
今日は、天気も良さそうです。 

やせ尾根。 一部、花崗岩の岩のやせ尾根で両側に傾斜がある所がありましたが、雨などで石が濡れていなければ安全に通過できます。



下台倉山(1604m)へ到着。 
平ヶ岳まで7.2km 鷹ノ巣から3.3km・・・片道10.5km 往復で21km
あと、山頂から「玉子石」まで足をのばすと片道時間で40分位の距離がプラスされるので・・・「えらいこっちゃ」です。
いつものように足を止めて、花の写真等を頻繁に撮っていると、大変なことになりそうなので出来るだけ撮らないようにして、足を進めることに専念しましょう。

下台倉山の三角点(三等)。

「台倉清水」に到着。 
平ヶ岳へ4.9km 鷹ノ巣5.6km・・・ふぅー。とりあえず半分以上登ってきたことになります。
写真奥の林の中に進むと、「水場」があるそうです。

「白沢清水」に到着。 
平ヶ岳へ3.2km 鷹ノ巣7.3km・・・



・・・「白沢清水」の水場案内。

白沢清水の水場。
ほとんど「みずたまり」の様な感じで、直接飲むのには抵抗があり、沸かして使用する感じの水でした。

目的の「平ヶ岳」手前の「池ノ岳」が見えてきました。

池ノ岳への登り手前から・・・池ノ岳から平ヶ岳への稜線。
やっと、目的の山の山頂が近くに見えてきて、とりあえず「安堵」。



「池ノ岳」に点在している池塘「姫の池」。 目の前に平ヶ岳がドーン。
広いデッキもあり、休憩するのに持って来いの場所です。黄色い花の群生は「キンコウカ」でしょうか。

ギンリョウソウの群生がありました。

池ノ岳から平ヶ岳へには、木道が整備されています・・・
・・・それゆえ、これだけの自然環境が維持できているのでしょう。
そして、整備された木道の為か、遠くに見えた平ヶ岳の山頂へは意外と早く着けました・・・

・・・平ヶ岳山頂部。 平ヶ岳の頂上(仮?)と三角点への案内柱。
脇へと案内する細い木道へ進むと・・・



山頂部(?)があります。

「平ヶ岳 2141m」

三角点タッチ。

先ほどの案内柱まで戻り、さらに続く木道の先へ足を進めます。



木道が尽きた場所は、こんな風景が広がっています
草原の向こうから雲が這い上がってくるようです。 展望が良ければ、魚沼三山などの山々が見えるらしいのですが。
案内板に寄れば、「頂上はなぜ広くて平らか」・・・
・・・平ヶ岳をとりまく山々の山頂にも平坦なところもあり、このような地形は、古い平坦な土地が隆起し、浸食される以前の地形を今にとどめているとの事。太古の昔、平ヶ岳は大平原の一部だったみたいです。



木道末端にある標柱には、「この先 通行止 新潟県」とあります。

標柱の先には、はっきりとした踏み跡があり、ずっと先に続いてます。
実際の地図上の最高地点は、この先にあるようです。 行ってみたいですが、決まりは決まりで守りましょう。
でも、どのような理由でこのような状態(通行止め)になっているのか知りたいです。

山頂柱・三角点の分岐地点まで戻ってきて、広いデッキで昼食です。 帰りの時間もあるので今回は簡単にコンビニむすびなどで済ませて、食後のゼリー。
参考に近くにいた方にこの後の予定等を尋ねたら、「たまご石」まで行かずに下山するとの事でした・・・が、時計と地図とをにらめっこして、下山時チョッと頑張ればなんとかなるかと思い、「たまご石」まで足を延ばすことに決定。
食後、少しの休憩をとり「たまご石」へ。

デッキのそばに咲いていた、リンドウ(かな)。登ることに専念していたので花の写真等撮っていませんでした。
山頂到達の目的を果たしたので、帰り道ではチョット気になった花などは足を止めて写真を撮って見ることに。



チングルマの花穂。

キンコウカ

モウセンゴケ 自然に生息している食虫植物を生で見るのは初めてかも・・・生の力を感じます。

イワイチョウ



ゴゼンタチバナ

平ヶ岳山頂から少し降りてきてある分岐を左・玉子石方面に曲がると、水場の案内があります。

この水場は、雪渓の溶け水で出来ているようです。 水量は大。

カラマツソウ



ハクサンコザクラ

イワカガミ

コバイケイソウ 余裕が出来たのか、足元の花々が気になります。

玉子石への分岐では木道が雪渓に埋もれています。8月3日ですが、まだまだ雪が残っているのですね。



「たまご石 風化して危険なので近寄らない様に」の旨との事。

なかなか「たまご石」にたどり着かない中、下山時の事を考え焦っていたら、突然丸い石が目に入ってきました。
「やっと、着いたよ。」内心、帰りの時間もあるので、あきらめて引き返そうかと考え始めていました。

玉子と言われたら一応玉子型でしょうか?

絶妙なバランスで乗っかっています。
下手に、この石の登って寄りかかったりして上の石を落としたら、重大責任ですね。(^^;
でも、いずれいつの日か崩れ落ちた時は、ただの石?ですか?


頭上をとんでもなく沢山のトンボが飛んでいます。



「たまご石」の先に広がる池塘群。 綺麗でした。
あっ、ガスが迫ってきてます。 帰りましょう。

平ヶ岳とたまご石の分岐まで戻ってきました。
平ヶ岳はすでに、ガスってきてました。
山容を目に焼き付けて下山に専念しましょう。 何とか明るい内に下山したので。

タテヤマウツボグサ?

立ち枯れした立派な大木



ツマトリソウ

ミヤマママコナ

ひたすら下山に専念して、やっと登山口に近づいたと感じられるところまで来ました。
この先の尾根向こうが「やせ尾根」になるのでしょうか?
ここから登山口まで1時間ぐらいでしょうか。
・・・もうすぐ登山口の手前の沢渡の沢水で頭を冷やし、もうひと踏ん張り。

ふぅーー。なんとか明るい内に登山口駐車場へ着けました。
最後のボトル水をチビチビ飲んで残してきた水を、一気飲み!
休憩込みで11時間ちょっとの山行が終わりました。つかれたー。
山頂で周りの山々の山容がガスっていて見られなかったのが残念でしたが、楽しい山登りが出来ました。



車に戻り、家から氷で冷やして持ってきたコーラを一気飲み!
クールダウンして、着替えていたらやたらと「ブーン」・・・蚊・蚊が沢山。
ドアを開けてあった車の中にも蚊が沢山います・・・
・・・何気に積んできた殺虫剤を車の中に吹きまき、ドアを閉めて車中の蚊を壊滅へ。殺虫剤積んでおいてよかったー。

隣に駐車していた方(ご夫婦かな?)がなんと、九州からの人。車中泊で山々を巡っているそうです。
しばらくお話をさせて頂いた後、蚊も死んだ頃なので、今後のお互いの楽しい山登りを願いお別れをし帰路に着きます。
九州の方は、この駐車場で一泊して近くの山を登るそうです。

当初は、登山口駐車場で一眠りしてから帰路に着こうと思っていたのですが、蚊が気になり一路、小出IC近くの道の駅まで降りてきて一眠りして休み、高速に乗り無事に秩父まで。
2017年8月9日(水)
東北へ・・・月山と鳥海山の山登り  二日目
(2017年7月19日・20日にて)
・・・つづき
朝4時半に起き支度開始。
道の駅「鳥海」向かいのコンビニへ行き、食料を調達し、腹ごしらい後に登山口がある鳥海ブルーラインへ向かいます。
鳥海プルーラインに入ると、前に数台の車が走っていますが・・・おそらく鳥海山への登山者の方かな?。


登山口駐車場の「鉾立展望台」に着いた頃には、明るくなっていました。

鉾立展望台駐車場から日本海(秋田県にかほ市方面)を望みます。
正面に雲があり、もやっとして水平線がはっきり見えません。(右端で水平線が分かります)
写真左側の高台にある駐車場には、自衛隊の車両数台が停まっており、何か活動をなさっていました。北朝鮮関係でしょうか?



駐車場から鳥海山(中央左奥たぶん)。雲がかかって霞んでいます。

駐車場から山際の方へ行くと登山口・登山届場があります。

登り始めは、こんな感じ。 整備さてて歩きやすい道になっています。







ヤマハハコ

ツマトリソウ

カラマツソウ



「賽の河原」。 
帰りに水の残量が気になったので、ここの水場(地図上の)を探したのですが、どうやら雪渓の溶け水の水場でした。 そのまま飲むにはチョッと抵抗があったので、とりあえず最悪時の予備水としてペットボトルに汲んでおきましたが、下山時に水の心配があったら、御浜小屋で購入した方が良いです。

イワイチョウ

コバイケイソウ

ヨツバシオガマ



御浜小屋の鳥居。ここまでくると・・・

・・・「鳥海湖」が現れます。 湖の近くを通るコースもあるみたいですが、まず山頂を目指します。

ここからは、鳥海山への緩やかな(終盤はきつめ)稜線が続きます。

ウサギギク



穏やかな景色の中に鳥海湖があります。



霞んでいますが、鳥海山の山頂(写真中央左奥)が確認できました。

「御田ヶ原」の分岐

日本海が見えてるはずなのですが、霞んでいて空と海の境目が分からないです。

八丁坂。 
山頂まで2.7kmです。 この辺りから鳥海山が火山噴火で出来た山だと感じることが出います。
この先にある分岐の七五三掛で、「外輪山を回るコース」と「千蛇谷へ降りるコース」(只今、千蛇谷への山道は崩壊の為、しばらく先に行ったところに新道が作られていました)の2つがあります。
行きは、外輪山の稜線歩きをチョイス。



日本海側の景色。 霞みながらも空と海の境目が分かります。



山頂へつづく外輪山。 左雪渓の谷が「千蛇谷」です。

外輪山のひとつ「文珠岳」から鳥海山(新山)山頂をみます。

まだまだ外輪山の稜線歩きが楽しめます。

ミヤマリンドウ?



外輪山のひとつ「行者岳」・・・外輪山の先っぽになる「七高山2229m」まで0.7km

途中、鳥海山(新山)への分岐を通り過ごし、七高山へ。 新山が目の前に。

黒い石柱に「鳥海山 七高山頂」とあります。
昔に立てら木の標柱はいい感じに朽ちています。



記念にタッチ。

三角点タッチ。

外輪山の端っこから鳥海山(新山)・・・

・・・もうチョッと端っこから・・・怖いのでここまで。
(新山の山頂部から下山する時は、ペイントされた矢印通りに行くと、この雪渓部に出てきてしまいますので、雪渓があるときは、ちょっと危険なので登ってきたコースへ戻った方が良いかも。)



七高山から戻ってきて、山頂・御室小屋への分岐・・・

・・・分岐から一気に下り、雪渓を横切り、御室小屋へ向かいます。

火山特有のガレ場をぬけて山頂部へ。

山頂の新山2236m。 かなり狭い、10人いられない位の山頂部です。



山頂から日本海側の展望。
眼下の雲の向こうに秋田の町があり、その先に日本海が広がっています。 かすかにですが、海と空の境目が分かります。
もう少し、空気が澄んでいたら・・・すばらしい景色が見えたのに、残念です。



山頂にいた方にお願いして、記念撮影。

山頂。

新山(山頂)へのガレ場。(下山時撮影)  ペイントマークがあるので、安全に登れます。

山頂直下の小屋には、神社も併設されています。 規模の大きな山小屋のようです。



小屋と小屋の間の奥にある「鳥海山大物忌神社」へお参りしてきました。

小屋の手前の広場で、昼食休憩。
只今の気温、28.5℃。 日差しは強いですが、空気が涼しいので快適です。
お腹も満たされ、体力も戻ったので、帰路に着きます。

帰路は、新山と外輪山の間の「千蛇谷」へ向かいます。

時期的に雪自体は、べしゃべしゃになっているのでアイゼン等なくっても歩けますが・・・外輪山側からの落石がゴロゴロしています。 落石に注意。
風が吹くと、冷蔵庫からの冷気の様な風が吹きます。すごく癒されます。
(千蛇谷から七五三掛へは、新道ではなく旧道を利用。旧道は確かに崩壊個所等がありましたが、注意しながら登りに使うには問題なさそうでした。 谷側の登り口には、注意標識等ありませんでした。)



空気が湿気を帯びているのか、雪渓がある所に風が吹くと白い「もや」が発生しています。

大分下ってきたところで、鳥海山を目に焼き付けます。 ガスが這い上がってきてます。

鳥海山(新山)アップ。
霞んできてしまいました・・・今いる所から登山口駐車場までコースタイムが1時間30分ほど、鳥海山を目に焼き付けたら、ケガ・事故が無いよう下山に集中します。

無事、駐車場到着。
天気に恵まれて、気持ちの良い山登りが出来ました。
後は、「温泉」と「岩ガキ」が待っています。



鳥海ブルーラインを下り、昨夜使った「あんぽ西浜」温泉に行き汗を流し・・・即座、「岩ガキ」を食べるため道の駅「鳥海」へ。
フードコーナーの閉店時間30分前には入ったのですが、「なっ、なっ、なんと、岩ガキは、フードコーナー隣の魚屋さんから持ってくるらしいのですが、その魚屋さんがすでに閉店時間が来て(フードコーナーより早い時間に閉まるようです)閉まっているので岩ガキの調達・提供が出来ない」との事。 
楽しみにしてきたのに「ガックリ」です。

「(岩ガキへの)心残り」を残し帰路に着きます。
帰路は、初めて使う日本海側ルートの「日本海東北道」を使ってみます・・・夜の真っ暗の中を走るので、景色は見られません・・・無料区間や一般道利用など使っての道なのでいまいち高速移動が出来ませんが、数年後・数十年後には、つながりの良い高速道路になっているのを期待します。
無事、家に着きました。

今回の2山は、「日帰り登山」の山だったので出来たらバイクでキャンプツーリングで来てみたかったです。
2017年7月31日(月)
東北へ・・・月山と鳥海山の山登り  一日目
(2017年7月19日・20日にて)
今回で、3回目の東北登山。
山行がそれほど長くない「日帰り登山」の山々なので、キャンプツーリングで行こうと思って支度をしていたのですが、目的地の天候は「良」なのですが、そこまで行く間の天候が怪しく、出発前の深夜の曇天が稲光で明るくなったりしています・・・バイクで雨だとチョッといろいろもたもたしてしまう為・・・
急きょ、バイクから車へ荷物を移しての出発となりました。

一日目は、
秩父→東北道館林IC→村田JCT→山形道→月山IC→国道112号(六十里越街道)→月山志津線→月山登山→国道112号→国道7号→酒田市「海鮮どんや とびしま」→道の駅「鳥海」→日帰り温泉「あんぽ西浜」→道の駅「鳥海」で車中泊

二日目は、
道の駅「鳥海」→鳥海ブルーライン→鉾立展望台(登山口)→鳥海山登山→日帰り温泉「あんぽ西浜」→道の駅「鳥海」→国道7号→鶴岡市→日本海東北道→国道7号出羽街道→日本海東北道→北陸道→関越道→花園IC→秩父



一日目、

安達太良SA(下り)のウルトラマン。
いつも深夜にここのSAによるたび、目が光る不気味なウルトラマンを見ていたのですが、出発の際もたついた為今回初めて明るい中ウルトラマンを確認できました。
正確には、「ウルトラマン ティガ」と言うらしく、自動販売機と連動して音声が聞けるみたいです。 
カラータイマーの点滅は、何か意味があるのでしょうか?? 
もしかしたら「うりきれ」の補充を売店の方に知らせるため?「店員さん、売り切れの品がありまシュワッチ!」とか?

ちなみに安達太良SA(上り)は、ウルトラ(マン)セブンで世代的に自分は、セブンの方が馴染みあります。

前回走ってからそれ程間が無い山形道へ入り、月山登山口駐車場へ。
すでに6割ほど車で埋まっています。

駐車場からしばらく歩きリフト乗り場へ。
沢の上流にリフト駅を確認。 明日の「鳥海山」は、今日よりチョッと大変そうという「言い訳」で、体力温存の為リフトを使い楽をします。

リフトに揺られ、高度を稼ぎます。 足元には、ニッコウキスゲが咲いて綺麗。 楽、らく。



リフトを降りると、「姥ヶ岳休憩所」があります。

休憩所の近くに、月山の標柱が。?
一瞬、目先のピークが月山山頂かと・・・姥ヶ岳になります。

アイゼンなしでも行けそうですがアイゼンなしで、もたもたしてるよりも軽アイゼンを着けてサクッと登ってしまいます。

雪渓が終わると、木道になっていました。 気持ちの良い景色になってきます。



ミヤマリンドウ?

シロバナハナニガナ

「姥ヶ岳山頂 標高1670m」
ニッコウキスゲの群生が周りにあります。

とあえず、三角点タッチ。



姥ヶ岳山頂部からの展望。
穏やかな天候です。



月山山頂へ足を進めます。 7月後半ですが、まだまだ雪が残っています・・・春スキーで有名な所でもありますし。

マルバシモツケ

イワショウブ

花畑の中の木道をのどかに進みます。



ナンブタカネアザミ

ヨツバシオガマ

ニッコウキスゲ

チングルマとイワカガミ



ウサギギク

ハクサンイチゲ

ニッコウキスゲ

ハクサンフウロ



「牛首」の分岐。
湯殿山と月山山頂への分岐になります。

広い雪渓もあります。 長い距離は滑れそうもありませんが、スノボーの方が滑っていました。

ここの登りを越えれば、山頂部が見えるはず・・・・

登り切った所で、展望盤あり。



開けたところに月山山頂部があります。



「月山頂上小屋」1984m。(帰りに撮ったので左にありますが、登りの時は右側にあります。)

山頂・・・「月山神社本宮」への道。

鳥居の向こうが本宮。
鳥居内は、撮影禁止です。
諸事情でうっかり入れませんでした。 ほとんどの方が入っていないようで・・・強い信仰心を持つ方だけが入ればいいのでしょう(か?)。 信仰心で登って来る方と、観光目的で登って来る方の差。

鳥居近くの宮内案内板。 熟読してから鳥居をくぐった方が良いです。



神社裏手の尾根のピークが最高部になるようです。
最高部ではないですが、神社の脇裏手方向に降りて行き、尾根に登ると三角点があります。
ほとんどの方は、神社周りで食事休憩をしてここまでは来ないようです・・・というか、案内板も無く分からないです。

三角点タッチ。

最高部へは、今は「立ち入り禁止」になっています。

三角点がある所はほとんど人が来ないので、ここでのんびり昼食とします。
いつもの「けんちんおじや」と菓子パン、ソーセージ・・・フルーツゼリーとコーヒーでしめます。



あまり高くない標高の割には、菓子パンがパンパンになってます。
天候の変化による気圧の為か? 雲の流れが激しくなってきています。

キバナノコマノツメ

ホソバイワベンケイ

ウラジロヨウラン



ショウジョウバカマ

帰りは、下山途中でリフト方面の分岐から外れ、登山道で下山します。あまり楽をしても・・・・。



「雄宝清水」・・・オタカラシミズと読むみたいです。
「雄宝香 この花の所に銘水有」と書かれてあります。 オタカラコウはどんな花?・・・検索したら「キク科の多年草。黄色い花・・・」が咲くようです。
先行の方が、「ここの水でコーヒーを入れるとおいしいんです。」と言い、飲みながら水を汲んでいました。
ご一緒に飲ませて頂きましたが、冷たくておいしい水でした。 雪渓の溶け水でなく、地下を通った水のようです。
冷たい水を沢山飲んだので、気分を新たに下山開始。



登山道の終わり(入口)付近に、「熊に十分注意してください こちらから登山、下山する場合 ラジオ・すずなど音を鳴らしながら登山してください。」と書いてあります。
熊注意です。

無事下山後は、(昔の道)「六十里越街道」と言う道を通ってみたかったので、行ってみます。細い峠道の走りになります。対向車も無く、あまり利用されていないのでしょうか?
路面は荒れていなくて、バイクでも楽しめそうな道。短い距離で沢山のカーブがあるので大変そうですが・・・ここで、怪しい黒い雲と遠くの方で雷が鳴ってきました。バイクで来なくてよかったと思った瞬間です。

対向車も無い道を走り続け、一気に開けた酒田市内へ入ります。 人家、車を見るとホッとします。
お目当ての酒田海鮮市場「どんや とびしま」へ、食事を取りに入ります。
すでに、平日の夕方(閉店一時間前位)一組のお客さんがいるだけでしたので、すぐ食べれましたが・・・

食べようと思っていた「板さんおすすめの刺身定食」がすでに売り切れ・・・普通の刺身定食となってしまいました。
お昼前に来ないとダメですね。 地魚が食べたかったです。残念。
残念な想いを抱えながら、今夜の寝床となる道の駅「鳥海」へ向かいます。



道の駅「鳥海」。 「ふらっと」は、おみやげ・食事の店の名前みたいです。
明日下山後、ここで「岩ガキ」を食す予定です。
車中泊の場所の下見ができたので、汗を流しに温泉へ・・・

・・・日帰り温泉「あんぽ西浜」です。
料金400円と良心的。 バイクでの予定では、この温泉近くのキャンプ場を利用予定でした。
温泉でジェットバスにのんびりつかり、道の駅にもどります。
「道の駅」の道反対にコンビニがあるので、ここはすごく便利です。
夜明け前には、このコンビニで朝ご飯・山での昼食を仕入れる予定。

寝る準備が整たので、録画して見ていないドラマが沢山あるので少し見てから寝ることにします。

二日目へ・・・
2017年7月1日(土)
垣根の中に「ヒヨドリの巣」

お店の垣根の中から「ピーピー」の鳴き声がしたので、よくよく見ると「鳥の巣」。
この巣の近くでヒヨドリが、警戒してるらしく大きな鳴き声を上げています・・・おそらくこの鳥の巣らしいです。

子育て放棄されると困るので、親鳥のいない時を狙って近くで見ると、3羽のヒナがいました。
まだ目が見えないためか、音(振動)?を感じると、ピーピーと鳴きながら一斉に大きく口を開けます。

順調に餌も貰え、育っているようです・・・

・・・と、しばらく近づかないようにしてたら、いつの間にかいなくなっていました。
無事に巣立ちが出来ていたならば、いいのですが。